昨年度地域おこし協力隊 群馬県の隊員数が関東で最多の163人

過疎地などに移住して活性化に取り組む「地域おこし協力隊」の隊員数は、昨年度群馬県内では過去2番目の多さとなる163人で関東地方で最も多かったことが総務省のまとめでわかりました。

「地域おこし協力隊」は、各自治体が募集しているもので隊員は人口減少や高齢化が進む地域に定期間移住し、 特産品の開発など地域の活性化に取り組んでいます。

総務省のまとめによりますと、全国で活動する「地域おこし協力隊」の隊員数は、昨年度は7200人で前の年から753人増え過去最多を更新しました。

このうち県内では、過去最多だった前の年から8人減少し163人となりましたが、茨城県の160人を上回り関東1都6県で最多でした。市町村別では、上野村が最も多く27人、次いで嬬恋村が24人、みどり市が15人などとなっています。

総務省では2026年度までに全国の隊員数を1万人とする目標を掲げていて、県も研修など様々なサポートを行っています。

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