群馬県甘楽町の「花の寺」宝積寺で桜が見頃を迎え境内を鮮やかに彩っています。
甘楽町の宝積寺は1280年には天台宗の寺として栄えていたとされる古刹です。寺の境内にはシダレザクラやソメイヨシノなど約200本の桜が植えられ、今は「花の寺」として親しまれています。
ひときわ目をひく「シダレザクラ」は、樹齢推定150年で、高さが14mほどあり地面につきそうなほど伸びた枝が本堂前を鮮やかに彩ります。一重咲きでソメイヨシノよりピンク色が濃く、比較的長い間開花を楽しむことができます。
桜の時期だけで2万人ほどが訪れるということで、9日も県内外からカメラを持った参拝者が本堂と桜の情景を写真におさめていました。
宝積寺によりますとシダレザクラなど境内の桜の開花は去年より1週間以上遅く、今週いっぱいが見頃だということです。