北海道余市町と古平町の風力発電建設に反対する住民団体 知事に撤退求める要望書提出「果樹園に悪影響」

北海道余市町と古平町で計画が進む風力発電施設の建設に反対する住民団体が知事に撤退を求める要望書を提出しました。

要望書を提出したのは余市町風力発電を考える会のメンバー5人です。大阪市の「関西電力」が余市町と古平町の国有林に18基の風力発電の風車を設置する計画を進めています。

この地域には果樹園の受粉を担う昆虫が多く生息していて地域の果樹園に悪影響が出るとして知事に設置反対を求める要望書とおよそ2万筆の署名を提出しました。

余市町の風力発電を考える会 安田朋弘共同代表)

「昆虫だとかミツバチ問題も大いに悪影響を及ぼすことは明白。この地域で風力発電はおこなうべきではない」。

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