「CLでの経験は我々のほうが豊富」バイエルンのトゥヘル監督、アーセナル戦に強気「プレミアリーグとは違う」

現地時間4月7日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグで、アーセナルと敵地で対戦するバイエルンのトーマス・トゥヘル監督が前日会見に出席した。

バイエルンはこれまでドイツ国内で圧倒的な強さを見せてきたが、今季は厳しい戦いが続いている。リーグ戦では首位のレバークーゼンに勝点16差をつけられており、12連覇は絶望的な状況。また、ドイツカップでは2回戦で3部のクラブに敗れた。

米大手スポーツメディア『ESPN』によると、トゥヘル監督は今季の戦いぶりについて会見で、こうコメントしている。

「シーズンはまだ終わってはいないが、カップ戦で敗れ、リーグ優勝が厳しいなか、批判は当然だ。それを受け入れている。我々のパフォーマンスは、期待するものではなかった」

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それでも指揮官は、今回のアーセナル戦に強気の姿勢を見せている。

「アーセナルは現在プレミアリーグで最高のチームだ。全ての統計がそれを証明している。彼らは(ミケル・)アルテタ監督の下で文化が変わった。今、それが報われている。彼らは世界で最もタフなリーグを支配している。しかし、チャンピオンズリーグでの経験は我々のほうが豊富だ。プレミアリーグとは違う。それを活かしたい」

今季限りでバイエルンの指揮官を退任することが決まっているトゥヘル監督。このまま勝ち進んでドイツの名門を4季ぶりの欧州制覇に導き、有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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