昨年度草津町を訪れた観光客は、約370万人でコロナ禍前に記録した327万人を大きく上回り過去最多を記録したことが町のまとめで分かりました。
草津町の発表によりますと、2023年度の観光の入り込み客数は370万1300人で、前の年から54万人、率にして17%増加しました。これは、訪日外国人の増加を背景に2019年度に記録した327万人を上回り過去最多です。
新型コロナウイルスの影響で2020年度は194万人と200万人を下回りましたが、その後は入国規制の緩和や円安を背景にインバウンド需要が好調でV字回復を果たしました。
去年10月には新たなシンボルとなる「温泉門」が完成していて、年間の入り込み客数400万人を目指す町では、今後も天狗山レストハウスの改修など誘客に向けた取り組みを続けるとしています。