宝くじの当選金は期限が過ぎると引き換えできないケースが多い
宝くじの当選金の引き換えには、表1の通り、宝くじの種類によって期限があります。
この期限を過ぎると、どのような理由があっても当選金を受け取れないケースが多いです。
表1
※宝くじ公式サイトを基に筆者作成
表1の通り、口座を登録したうえでネットでのみ購入可能な「着せかえクーちゃん」と「クイックワン」以外は、おおよそ1年以内に当選金の引き換えが必要です。
期限内に引き換えができなかった当選金はどうなる?
期限内に引き換えができなかった当選金は、全額が発売元である全国都道府県および20指定都市へ納められます。
全国の公共事業などに役立てられるため、期限を過ぎての引き換えはできません。宝くじが当選した場合は、なるべく早く受け取った方がよいでしょう。
実際に時効となった当選金はある?
宝くじ公式サイトのニュースによると「令和4年度の時効となった当選金の総額は99億円」となっています。
内訳では、1億円以上の当選金の数は6本でした。以上のことから、高額当選している場合でも当選金を受け取っていない方は少なくないといえるでしょう。
当選金の引き換え忘れを防ぐ対策方法
当選金の引き換えを忘れないようにするためには、以下のいずれかの方法で宝くじを購入し、当選金の受け取りを口座への自動振り込みにする方法がおすすめです。当選金を引き換えに行く必要もないため、忘れるリスクがありません。
__・宝くじ公式サイトで購入
・インターネット販売金融機関の販売サイトで購入
・ATM宝くじサービスで購入__
ただし、宝くじ売り場やコンビニエンスストアで購入した場合は口座振り込みが選択できないため、注意しましょう。
宝くじ売り場やコンビニエンスストアで購入した場合は、宝くじ売り場もしくはみずほ銀行本支店へ直接受け取りに行く必要があります。
しかし、当選金の金額によって受け取り可能な宝くじ売り場が限られていたり、受け取るために本人確認ができる書類や印鑑が必要だったりするなどの制限があります。
宝くじ売り場やコンビニエンスストアで購入した宝くじの当選金を受け取る際は、事前に受け取り方法を確認しておくようにしましょう。
受取期限の切れた宝くじは受け取れないケースが多い
宝くじの当選金の引き換えには、期限が定められています。ほとんどの宝くじでは、引き換え可能な期間は1年以内です。
宝くじ公式サイトによると、引き換え可能期間を過ぎた場合、当選金は受け取れなくなります。そのため、必ず1年以内に引き換えを行うようにしましょう。
当選金の引き換えを忘れないようにするには、宝くじ公式サイトなどで宝くじを購入し、受け取り方法を口座振り込みにする方法もおすすめです。当選した場合に自動で口座へ振り込まれるため、引き換えを忘れる心配もなくなるでしょう。
出典
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー