新潟市西区の中学校 性別問わない“新制服”を導入【新潟・西区】

新潟市立内野中学校の新しいデザインの制服

新潟市西区の中学校が、性別を問わず着こなせる新しいデザインの制服を導入しました。新一年生も制服を着用して、歓迎会が開かれました。

新潟市立内野中学校では、新たな制服を身にまとった新一年生を含む全校生徒約800人が初めて一堂に会しました。これまでの制服は、男子が詰襟で女子はブレザーでしたが、新たな制服は男女ともにブレザーでデザインが統一されました。女子のボトムスは、スカートとスラックスを選べるほか、リボンやネクタイも選択出来ます。

■新一年生
「スカートとスラックスどっちも買った。季節などによって切り替えたい。」
「リボンよりネクタイの方が格好いい、スラっと見えると思い選んだ。」

新しい制服は、生徒や保護者、学区内の小学生の児童らも加えた約4000人のアンケートで決まりました。
■制服変更プロジェクトリーダー3年生
「内野中は、川が近くに3本もあるので三川を意識して制服を作った。制服のスカートやスラックスに青いラインを入れたり、ネクタイやリボンにも青いラインが入っている。」

内野中学校では、去年1月に校則を改訂し服装や髪型の決まりを撤廃、その際に制服の変更も決めました。学校によりますと、生徒たちは男女の差を無くしたデザインや選択肢があることを好意的に受け止めているということです。

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