元糸魚川市議の男性 立憲・梅谷守衆院議員を告発 【新潟】

元糸魚川市議で行政書士の倉又稔さん

立憲民主党・梅谷守衆議院議員が、選挙区内の住民に日本酒を手渡していたとされる問題で、元糸魚川市議で行政書士の男性が公職選挙法違反の疑いで告発しました。

今年1月、梅谷守議員が選挙区である上越市で開かれた町内会の会合で、日本酒を配ったことが発覚。公職選挙法は、選挙の有無に関わらず、政治家が選挙区内の人に寄付することを禁止しています。
発覚した当時、梅谷議員は報道各社の取材に対し、「認識不足で軽率だった。二度とこのようなことがないよう、強く誓っている。」と繰り返していました。

これを受け、9日、元糸魚川市議で行政書士の倉又稔さんが新潟地検と県警に対し、梅谷議員を告発。直接有権者などから聞き取りを行い、「去年7月ごろから今年2月ごろの間、6回にわたり、選挙区内の5団体に日本酒や現金を供与して寄付した。」としています。

■倉又稔行政書士
「わが身のことになったら『軽率だった』『二度としない』の繰り返しで、報道を見ても質問に全く答えていない。これに一番憤りを感じている。」

倉又さんは、「地検と県警は、早急に告発状を受理してほしい」と話しています。

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