大阪・関西万博 国内外の〝有名アーティスト〟誘致計画明かす「まさに話が進んでいる」

左から武田家明氏、高科淳氏、大崎洋氏

「大阪・関西万博催事検討会議」記者会見が9日、都内の日本外国特派員協会で開かれた。

会見には会議の共同座長である池坊専好氏と大崎洋氏、2025年日本国際博覧会協会の副事務総長・高科淳氏と催事局長・武田家明氏が出席した。万博は来年4月13日から10月13日まで184日間の期間、大阪・夢洲(ゆめしま)で行われる。この日は「第5回催事検討会議」などの結果を踏まえて、主に高科氏から準備の進捗状況などが伝えられた。

会場ボランティアについては2万人を想定しているが、すでに1万5000人を超える応募があったという。なお、スタッフの募集は13日から開始予定。これらの面々が着用する公式ユニフォームも近く発表できるとの見通しがあり、準備が進んでいることを強調した。

また、入場料金は「ワンデイチケット」という基本設定で「7500円」となることを説明。これは早期予約で割引となるほか、入場回数によっては「シーズンパス」「サマーパス」などのお得なプランも用意する。

会見では、各登壇者から「国内外の著名なアーティストが参加予定」であることが明かされた。これらのパフォーマンスを見るためには、入場料金とは〝別料金〟を支払う必要があるかを問われた高科氏は「万博というのは、入場料を支払って会場に入ったあとは、追加でお金はいただかない」と伝え、入場料のみで楽しめることを伝えた。

なお、アーティストの具体的な名前については「今、まさに話が進んでいるものもある」としながら「現時点で申し上げる段階ではない」と述べるにとどめた。

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