子ども達の事故防止と交通安全を願って製作された滋賀県民おなじみのあのキャラクターが誕生から５０年を迎えました。
赤色のシャツに黄色のズボン。車を運転するドライバーのみならず多くの県民にもすっかり浸透しているおなじみ「飛び出し坊や」。５０年前、当時の八日市市内で看板業を営む久田工芸が八日市社会福祉協議会から交通安全用啓発看板の製作依頼を受け作ったのが始まりです。
今、東近江市にある能登川博物館では、その、飛び出し坊やと歩んだ５０年を振り返る企画展を開催しています。
会場には、１枚のべニア板を切り抜いて作っていく「飛び出し坊や」の製作過程が紹介されています。
また、時代とともに変化していく様子を紹介するコーナーでは、「飛び出し坊や」が着ぐるみになったりご当地キャラとコラボしたり・・・今や映画や海外にまで進出するなど世界の子どもたちの安全を見守る存在ぶりが取り上げられています。
企画展「飛び出し坊やと歩んだ５０年」は、東近江市の能登川博物館で来月５日まで開かれています。
