サウジ1部アルヒラルがレアル・マドリードのロドリゴ獲り ネイマールの後継にロックオン

去就が注目されているレアル・マドリードのロドリゴ(ロイター)

サウジアラビア1部アルヒラルが、スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴ(23)の〝爆買い〟に乗り出した。

ロドリゴは今季ここまでリーグ戦で10得点を量産。名門をけん引して存在感を高めている。ただ、Rマドリードは今夏にフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)の加入が有力視されており、ロドリゴは退団も噂されている。すでにイングランド・プレミアリーグのリバプールからの関心が寄せられるなど、その去就が注目を集めている。

そうした中、サッカー界を席巻するサウジアラビアの強豪が動き出した。

同国メディア「ウィンウィン」は「ロドリゴはネイマールの後継者として、アルヒラルの注目を集めている。来夏の移籍期間中に契約を模索している」と報道。続けて「アルヒラルは、同胞ネイマールの後任としてロドリゴの獲得を望んでいる」と指摘した。

アルヒラルはブラジル代表のエースFWネイマールを巨額資金で獲得したが、負傷もあって今後は退団の可能性が高まっている。その代役として、ブラジル代表の次期エースに白羽の矢を立てたのだ。今後はネイマールと同等の破格の条件を用意する可能性もありそうだ。

ただ、同メディアは「欧州を離れるという考えは、現時点ではブラジル人ウインガーの計画には入っていない」とも指摘。それでもこれまで数々のスーパースターがサウジアラビアへ渡っただけに、金額次第ではロドリゴの電撃移籍もない話ではなさそうだ。

ロドリゴの存在は、日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)の去就にも関わってくるだけに注目が集まりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社