小学校で自転車や路線バスを使って事故防止に向けた交通安全教室 秋田・大館市

秋田朝日放送

秋田県大館市の小学校で9日交通安全教室が開かれ、自転車や路線バスを使って事故防止に向けた実践的な取り組みが行われました。

6日から始まった春の全国交通安全運動に合わせて大館市の矢立小学校で行われた交通安全教室には全校児童22人が参加しました。最初に自転車の乗り方を学びました。指導した警察官らは横断歩道の手前で必ず止まり、見通しが悪い交差点では一度降りてから左右を確認することを呼びかけました。さらに外では地元の秋北バスの大型の路線バスを使って内輪差や巻き込み、運転手の死角などバスの近くに潜む危険性を体感しました。

警察によりますと2023年度大館市内で児童が絡んだ自転車の事故やバスと接触する事故はありませんでした。ただ、3年前の4月には由利本荘市で路線バスが信号機がない横断歩道を渡っていた女子中学生をはねる事故が起きています。

秋北バスを使った交通安全教室は毎年行われていて、4月末までに大館市や能代市、鹿角市の5つの小学校や支援学校で行われます。

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