日本学生野球協会が不祥事の調査・報告拒否の盛岡誠桜の校長の謹慎処分を決定 校長は「名誉棄損」と泥沼の様相

日本学生野球協会は9日、元部員や指導者らによる不祥事が相次いだ盛岡誠桜高校の野球部長を兼務していた附田政登校長を1か月半の謹慎処分としました。

これは9日、東京で開かれた日本学生野球協会の審査室会議で決定したものです。日本学生野球協会によりますと、盛岡誠桜高校野球部は、元部員による飲酒や喫煙、監督による部員への暴言など日本学生野球憲章違反の疑いのある事案について日本高野連が調査の実施と報告を複数回に渡って求めたものの、これを拒否していました。日本学生野球協会は盛岡誠桜の附田校長を4月10日から5月24日まで謹慎処分としたうえで、5月10日までに不祥事が疑われる事案の調査と報告を求めました。この決定について、附田校長はIBCの取材に対し「名誉棄損にあたる」と話しています。

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