穂積秋田市長 イオンタウンと面会

秋田市が外旭川地区で計画しているまちづくり事業をめぐって穂積市長が共同で計画の具体化を進めてきたイオンタウンと9日に面会したことが分かりました。事業を進めるために必要な県の同意が得られない中、計画の見直しの是非などについて意見を交わしたとみられます。

秋田市によりますと穂積市長は、事業計画の策定を担当する市の担当幹部とともに9日、千葉にあるイオンタウンの本社を訪れ、加藤久誠社長などと面会しました。

イオンタウンはおととし以降、秋田市とともに外旭川地区のまちづくり事業の具体化を進めていて、計画ではイオングループの複数の企業が施設の運営に携わる予定です。ただ事業を計画している土地の大半が農業以外に転用できない規制があります。秋田市は県とともに規制を解除するための手続きを行う意向でしたが、県が計画全体に難色を示し手続きを進められるめどが立たないままとなっています。このため事業の計画を見直すかどうかが焦点となっています。

秋田市は9日の穂積市長とイオンタウンの話し合いの内容を明らかにしていませんが、今後の事業の進め方や計画を見直すかどうか意見を交わしたとみられます。穂積市長は11日、記者会見を開き9日の面会についても説明する見通しです。

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