容疑者の男2人を送検 七戸町死体遺棄事件 捜査本部「何らかのトラブルがあった」とみて事件の全容解明進める

青森県七戸町の私有地に、男性の遺体を遺棄した疑いで、4月8日に逮捕された会社役員の男ら2人の身柄が、青森地方検察庁に送られました。

送検されたのは、七戸町の会社役員、十枝内伸一郎容疑者(47)と会社員、竹内洋容疑者(45)の2人です。

警察によりますと、2人は2月上旬、当時、トラック運転手だった谷名幸児さん(54)の遺体を、七戸町の私有地に遺棄した疑いが持たれています。

私有地では4月1日、深さおよそ6メートの地中からプラスチック容器に入れられた谷名さんの遺体が見つかりました。

遺体は死後数カ月経っていて、死因は多発性ろっ骨骨折による出血性ショックや窒息とみられています。

谷名さんは、十枝内容疑者が経営する運送会社で働いていたことがあるということで、捜査本部は何らかのトラブルがあったとみて事件の全容解明を進めています。

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