「ボールの動かし方もぎこちなくて、狙いどころが全体として共有できていない」アメリカ戦で先制弾の清家貴子がなでしこジャパンの課題に言及

アメリカに1-2というスコア以上の差を見せつけられたなでしこジャパン。試合翌日、インタビュー取材に応じてくれた清家貴子は「良い形で先制できましたが、その後の守備、相手のボールの動かし方に対応できずにズルズルと時間が過ぎて…。自由にさせすぎてしまった印象です」と振り返った。

先制点については「(谷川)萌々子から良いボールが来て、そのタイミングでゴールへのコースは一直線に見えていたのでしっかり走り勝ってゴールにできて良かったです」と話した清家も、どこか厳しい表情でチームの課題を口にした。

「守備の行き方の共通認識。ボールの動かし方もぎこちなくて、狙いどころが全体として共有できていないところが見えました。個人の課題としてはやはり守備。後ろの選手と連係しながらもっと強くボールに行きたいです」

アメリカとの差を感じた部分はどこだったのか?

「攻守においてのアグレッシブさ、積極性は全然違いました」

現地時間の4月9日に予定されているブラジル戦で、勝利を掴めるか。なでしこジャパンは意地を見せたい。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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