札幌市西区に日中専属の救急隊「発寒救急隊」を設置 救急要請が集中する日中の時間帯に対応するため

2年連続で救急車の出動件数が過去最多を更新している札幌市。要請が集中する日中の時間帯専門の隊が西区に配置されました。

西区発寒の札幌市消防局西消防署に配置されたのは地名から名づけられた「発寒救急隊」です。西消防署には24時間体制の救急隊がすでに1隊ありますが、「発寒救急隊」は年12万件ある救急要請のうち半数以上の6万件を占める午前9時から午後5時までの専属になります。日中専属の救急隊は札幌市内で5隊目です。

札幌市消防局西消防署救急担当係 宮出芳昭係長)

「日中の救急出動がきわめて多いです。そこに即座に対応する部隊として発寒救急隊は存在していると考えています」。

札幌市内では去年おととしと救急の出動件数が過去最多を更新していて今年はすでに去年と同じ時期と比べて、2500件ほど多いということです。

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