「夏は忘れ物を取りにいく」 作新野球部主将ら、センバツ出場を知事に報告

選抜大会の結果を報告する作新の小森主将(中央)ら=県庁

 今春の第96回選抜高校野球大会に関東王者として出場した作新学院の小針崇宏(こばりたかひろ)監督と選手らが9日、県庁を表敬訪問し、福田富一(ふくだとみかず)知事に結果を報告した。

 同校は1回戦で昨夏4強の神村学園(鹿児島)と対戦。終盤に粘りを見せたものの3-6で敗退した。斎藤健之介(さいとうけんのすけ)副主将は「憧れの舞台に立つことはできたが、何もできずに悔しい思いをした」と振り返り、小森一誠(こもりいっせい)主将は「夏こそは必ず忘れ物を取りにいく」と3年ぶりの夏の甲子園出場に意欲を見せた。

 福田知事は「どっちが勝ってもおかしくなかった。この敗戦を夏への糧にしてほしい」とねぎらった。

 一行はこの日、下野新聞社と宇都宮市役所も訪問した。

© 株式会社下野新聞社