「祭りの熱気」も感じて! 青森・三沢市のホテルに「青森ねぶたサウナ」オープン

青森県三沢市の「星野リゾート青森屋」に新たな設備が導入され、注目を集めています。

その設備とは、日本初の祭りをテーマにしたサウナ、「青森ねぶたサウナ」です。正面のガラス越しには、にらみを利かせた大迫力のねぶたが鎮座しています。

題材は「龍王」で、大きさは幅およそ2メートル、高さ1.5メートル、奥行きが60センチ。ねぶた名人の竹浪比呂央さんと「竹浪比呂央ねぶた研究所」のメンバーが2カ月ほどかけて完成させました。

【ねぶた名人 竹浪比呂央さん】
「龍は水を司る神様でもありますので、お風呂、水つながりでよろしいかと」
「ここは、まさにしっかりと小さいものではありますけれども、我々の作品をご覧いただければ、まさにこれ祭りの山車ではありますけれども、紙と明かりの造形作品」

サウナ室には、室内温度を一気に上げる「オートロウリュ」の装置も整えられています。

【星野リゾート青森屋 須道玲奈総支配人】
「15分に1回、ねぶたのおはやしが盛り上がるタイミングがあるのですけれど、そのタイミングでロウリュがサウナストーンに水滴が落ちまして、熱気がさらに上がる」
「『青森ねぶたサウナ』に入っていただいて、サウナの熱と青森ねぶた祭の熱気、両方とも感じていただければ良いなと思います」

「青森ねぶたサウナ」の利用は、「星野リゾート青森屋」の宿泊者限定となっていて、サウナ後には、失われた塩分と糖分を補充するサウナ後の食事、「サ飯(さめし)」も用意されているということです。

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