まるで宝石の「翡翠」 ヒスイカズラが見頃

草津市にある水生植物公園みずの森では、いま、絶滅危惧種にも指定されているマメ科の植物「ヒスイカズラ」が見頃を迎えています。

宝石の「翡翠」のような神秘的な緑色の花をつけたヒスイカズラ。ヒスイカズラは、マメ科で、フィリピンのルソン島を原産とする熱帯の植物です。絶滅危惧種にも指定されていて、草津市の水生植物公園みずの森では、1996年の開館以来、温室の施設内で育てられてきました。

ヒスイカズラの花は、房が50センチから1メートル以上垂れ下がり、その花びらは勾玉の形に似ているのが特徴です。毎年、この時期に花をつけるヒスイカズラですが、みずの森によりますと、今年は、外気温の急激な変化などにより10日ほど開花が遅れたということです。

水生植物公園みずの森のヒスイカズラは、今月末まで見ごろが続きそうだという事です。

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