ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が2025年大阪・関西万博イタリアパビリオンのアンバサダーに就任

ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が2025年大阪・関西万博イタリアパビリオン・アンバサダーに就任

*バッターニ氏「コシノ氏は万博での私たちの使命に完全に合致」

【ローマ2024年4月4日ANSA=共同通信JBN】

世界的に有名なデザイナー兼ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏は、2025年大阪・関西万博のシニアアドバイザーでもあり、その役割を引き受けた最初の日本人の1人でした。コシノ氏は、工業デザイナーの奥山清行(Ken Okuyama)氏、指揮者の西本智実氏、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏、彫刻家の新宮晋(Susumu Shingu)氏、そしてローマのガイウス・ケスティウス(Gaius Cestius)のピラミッド修復にイタリアが感謝すべき企業家で芸術後援者の八木雄三氏とともにイタリアパビリオンの「アンバサダー」チームの一員です。

コシノジュンコ氏は「ファッションやデザインを通じて、イタリアと日本の文化交流がさらに深まるよう貢献していきたいと思います」と語りました。2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は「コシノジュンコ氏の先見の明のある才能と深い芸術的感性は、イタリアパビリオンが2025年大阪・関西万博で伝えたい価値観と完全に一致しています。コシノ氏とのコラボレーションにより、私たちは現代性と伝統を巧みに融合させることができるユニークなクリエーティブビジョンを引き出します」と述べました。

コシノジュンコ氏は、日本のファッションを世界の舞台に導く上で基本的な役割を果たしました。同氏は1978年から22年間にわたり、パリ・ファッションウィーク(Paris Fashion Week)でコレクションを発表しました。コシノ氏はその才能により、イタリアでも多くの賞を受賞し、プッチーニの「蝶々夫人(Madama Butterfly)」の衣装など、いくつかの心に残る作品に命を吹き込みました。

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka