わざわざ長谷川岳参院議員に東京で説明…北海道副知事はじめ幹部4人の出張費“550万円”に―2023年1年間で計70回も…本人は「呼びだしたというようなことはない」と説明

威圧的な言動が問題となっている、自民党の長谷川岳参院議員への政策の説明で、北海道の幹部4人の東京都などへの出張費が約550万円にのぼることが分かりました。関係者によりますと、副知事など北海道の幹部4人が2023年の1年間で、政策などの説明で長谷川参院議員の東京の事務所などに出張した回数は計70回でした。このうち16回は、長谷川参院議員との打ち合わせのみでした。

道職員の出張費は“550万円”

4人の出張費は約550万円にのぼり、最も多い職員は30回で約230万円でした。長谷川参院議員は無理やり呼び出したことはないと説明しています。「うちの事務所は、アポイントの依頼が来て、事務所に(面会依頼の)紙が来て、初めて(面会を)お受けする仕組みを取っている。“呼び出した”というようなことはない」(自民党 長谷川岳参院議員)北海道は「いずれも必要な出張だった」としつつも、今後、調査の範囲を広げるとしています。

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