『Warframe』開発元運営もグダグダだったアクションMMORPG『Wayfinder』配信一旦停止。ゲーム復活に向けた第一歩として

『Warframe』開発元運営もグダグダだったアクションMMORPG『Wayfinder』配信一旦停止。ゲーム復活に向けた第一歩として

Airship SyndicateはMMOアクションRPG『Wayfinder』のPC(Steam)/PS4/PS5での配信を停止しました。

期待を背負ってリリースもログイン待ちや接続エラー発生

本作はAirship Syndicateが手掛け、『Warframe』開発元で知られるDigital Extremesがパブリッシャーを務めたMMO。プレイヤーは、砕け散った世界「エヴェノール」に再び秩序をもたらすため、個性ある能力者「ウェイファインダー」として悪しき勢力に立ち向かいます。2022年12月9日に開催された「The Game Awards 2022」にて発表されました。

しかし、リリース日前日に突然の発売延期を発表。万全な状態でのリリースをするための判断だったとのことですが、いざ2023年8月18日に有料での早期アクセスを開始するも、ログイン待ちや接続エラーの発生が問題視される事態に。

これを受けて、Digital Extremesは「プレイヤーがDEのインフラストラクチャに期待を寄せていたが、それを裏切ってしまった」と謝意を示しました。

このゲームがなくなる予定はない

今回Airship Syndicateは本作の管理を、2023年にパブリッシング部門の閉鎖を発表したDigital ExtremesからAirship Syndicateへの移転を本格的に開始することで合意したと発表。ゲーム復活に向けた第一歩として、計画を最終決定する間、販売を停止するとしました。

Airship Syndicateは、本作の発売が困難だったことは承知しているとしながらも、今でもこのゲームと私たちが作成した世界を信じているとし、ここ数ヶ月間、裏で新しいアイデアに挑戦してきたとのこと。新しい独立系パブリッシャーとしてやっていくことを実現させるためにこれらを行っており、変更はすぐに共有する予定ではあるもののまだ準備ができていないと語っています。そのためこれらの変更に伴い、当面の間ゲームの新規販売を停止。なお、すでに購入済みのプレイヤーは、中断することなく通常どおりアクセスしてプレイ可能とのことです。

同社は、『Wayfinder』をアクティブで活気に満ちたものに保つことに尽力しており、大きな変更や大幅な改善が行われる予定ではあるが、このゲームがなくなる予定はないとしています。今後4~6週間以内に詳細情報を知らせるとのことです。

同時プレイヤー数は減少を続け、3月中旬以来2桁を超えることはない本作ですが、リリース当初は“やや不評”だったSteamレビューも“賛否両論”に。今後の奮起が期待されます。

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