【中日】春の珍事とは言わせない!4連勝で8年ぶり単独首位 中田翔が3打点の大暴れ

中日・立浪監督

春の珍事とは言わせない! 中日は9日のDeNA戦(横浜)に3―1で制し、2年ぶりの4連勝。谷繁政権下だった2016年5月10日以来、実に2891日ぶりに単独首位に立った。

頼りになるのはやはり竜の新4番だ。中田翔内野手(34)は「4番・一塁」で先発出場。初回一死二、三塁の好機で先制の右前適時打を放った。さらに同点に追いつかれた直後の3回一死二、三塁の第2打席でも右前へ適時打を放ち、2点を勝ち越した。「追加点が取れて良かったです」と喜んだ。

この日は2安打3打点の大暴れで、チームの全得点を挙げて勝利に導いた中田。投げては小笠原慎之介投手(26)が先発し、7回1失点の好投で今季初勝利をマークした。

投打の歯車をガッチリとかみ合わせた、今季の立浪竜の強さは本物かもしれない――。

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