公立中学校で入学式 “多様性”意識した新制服でスタートする学校生活 1万1200人が門出《長崎》

県内のほとんどの公立中学校で9日、入学式が行われました。

長崎市の山里中学校はリニューアルした制服に身を包んだ新入生が式に臨みました。

グレーのブレザーにネクタイ姿の新入生たち。

男女とも同じデザインでスカートとパンツを自由に選択できる、“多様性”を意識した制服にこの春からリニューアルしました。

(峰 遥月さん)

「スカートがチェックのところがかわいい」

(船津 遥人くん)

「生地がサラサラでとても動きやすいところがいいと思った」

(大村 尚ノ介くん)

「これからの中学校生活これを着るたびに中学生だなという気持ちが沸く」

新しい制服に身を包んだ179人が仲間入りです。

山里中学校の入学式では、本田 勇人校長が「平和を大切に、仲間と支え合うことを大切にしてほしい」と話し新入生代表が3年間の決意を述べました。

誓いのことば 新入生代表

(木許 允仁さん)

「様々な経験を通して自分の可能性を伸ばし3年間で成長したい」

市によりますと市内の37の中学校のうち8校では今年度から新たに「統一制服」を導入しているということです。

県内の公立中学校の新入生は昨年度より100人あまり少ないおよそ1万1200人となっています。

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