日本サッカー協会(JFA)が9日、人気漫画「ブルーロック」の映画「劇場版ブルーロック―EPISODE凪―」(19日公開)の封切りに合わせて初のコラボイベントを開催した。
今回のイベントは、JFAのサッカー文化創造拠点「blueing!」で開催。サッカー界からはJFAの宮本恒靖会長を始め、元日本代表の佐藤寿人氏、久保竜彦氏、本山雅志氏、そして映画で声優を務めた浦和希(潔世一役)と海渡翼(蜂楽廻役)が参加した。
抽選で招待された50人の観客の前でトークショーも行われたが、そこで存在感を見せたのが久保氏だ。
現役時代から強烈なキャラクターが代名詞だったが、引退後も健在。宮本会長などが揃ってジャケット姿で出席する中、上下ジャージーで素足にサンダルといういでたちで登場した。
この作品はまだ視聴していない様子で「まずはブルーロックを勉強して、面倒を見てる子供に教えられるように頑張ろうと思います」とまずはあいさつした。
その後「自分は○○の天才」をパネルに書いて披露するコーナーで、久保氏は「赤ちゃんを泣きやませる天才」と回答し、会場を笑いを誘う。
司会者からその理由として、最近生まれた愛孫の存在を指摘され「昨日もあれしたんすけど、こんな感じで」と抱きかかえる仕草でアピール。そして「俺の顔を見ると、泣き止むんすよね」と泣きやませるのがうまいと強調。そのコツを問われると「バブ? バブバブ」といきなり〝赤ちゃん言葉〟を使い、会場は爆笑の渦に包まれた。
〝ドラゴン久保〟が、ブルーロックの世界も真っ青の強烈なキャラクターを発揮していた。