【広島】リーグワーストに並ぶ4試合連続完封負け 新井監督は攻撃陣の奮起に期待

ベンチで厳しい表情の広島・新井監督

いつまで続くか…。赤ヘル軍団が開幕早々、不名誉記録に肩を並べてしまった。9日、広島は敵地・甲子園で阪神に0―1で敗れ、4連敗となった。

連敗の原因は、深刻な貧打に悩む赤ヘル打線だ。この日も、阪神先発・村上に7回まで2安打と、打線がつながる気配はなし。結局、終盤の虎中継ぎ陣に見せ場を作ることなく、9回まで3安打、4試合連続の完封負け。

試合後の新井貴浩監督(47)は「得点がないっていうのは4試合、それは十分に分かっているし、野手もね、何とかしたいっていうのは、もちろん伝わってくるんで」とし「いずれにせよ起用しているのは(監督の)私なんで。また選手、野手のみんなもね、明日こそはと思って、またいい準備をしてもらいなと、それだけ」と10日以降の攻撃陣の奮起に期待した。

これで5日の中日戦から36イニング連続で無得点。リーグワースト記録に並ぶ4試合連続の零封負けとなった。

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