日本ハム・山﨑福也が移籍後初勝利 7回途中2失点「ほっとしています」

● ソフトバンク 2 - 4 日本ハム ○
<1回戦・熊本>

逃げ切った日本ハムは連敗を「2」でストップ。オリックスから日本ハムへFA移籍した山﨑福也投手(31)が、7回途中2失点で移籍後初勝利(1敗)を挙げた。

日本ハム打線は1回表、NPB復帰後初の古巣戦登板となったソフトバンク先発・有原に対し、1番・郡司、2番・松本剛、3番・万波の3連打で幸先良く先制。その後も7番・水野の右前適時打、8番・伏見の左犠飛などで3点を加え、元同僚右腕に強烈な先制パンチを浴びせた。

援護点をもらった先発・山﨑は2回まで無失点。3回に5番・近藤に中越え2ランを浴びたが、5回は無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜けるなど7回途中9安打2失点と粘った。7回は小刻みな継投で、3番手の北浦と4番手の金村が見事な火消し。2点リードの9回は守護神の田中正が3セーブ目で締め、山﨑は移籍後初白星を手にした。

移籍後2度目の登板で新天地初白星を手にした山﨑は「すごくほっとしています」と安堵の表情。「学生時代からともに戦ってきた相手。何とか勝ちたいという強い気持ちもありましたし、勝ててうれしく思っています」と同学年の有原との投げ合いを制し、無死満塁の大ピンチを脱した5回については「(捕手の伏見)寅威さんが良い言葉がけをしてくれましたし、三塁の郡司もよく守ってくれた」と野手陣に感謝した。

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