ボートレース大村のGⅠ「開設72周年記念 海の王者決定戦」は9日、予選3日目が行われた。中野次郎(42=東京)は1R、5コースからまくり差して上位進出。森野正弘、桑原悠との競り合いを制して2着を確保した。
前検日は「どうしたらいいかなという感じで考えがまとまらない…」とドン底状態。初日は4、6着。しかし、2日目は2着とリズムを立て直し、レース後にはリング交換を行った。
この整備が奏功した。「リング交換して良くなっている。タイムも出るようになった。2Mはグリップ感があったし整備士さんのおかげです。足自体も普通にはなっている。ここからはペラだけ。とりあえず良かったです」と戦えるレベルまで底上げしてホッと胸をなで下ろした。
レース後は試運転を繰り返して感触を確認。得点率20位タイからの勝負駆けとなるが、日増しにリズム、機力ともにアップとなればシリーズ終盤も目が離せない。