尾花和歌山市長、治療を続けながら公務継続へ

がんに罹患し治療を開始したことを今月(4月)初めに公表した和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、きょう(4月9日)開かれた定例の記者会見で、「治療を続けながら公務に専念し、体調を見ながら今後のことを判断したい」と述べ、公務の遂行に意欲を示しました。

尾花市長は、膵臓がんに罹患したことを今月2日に公表し、その後、3日間、職務代理者を置いて治療を受けました。

きょうの定例記者会見で、尾花市長は、記者の質問に対し、2週間に一度、通院し、治療を受けることを明らかにした上で、「病気のことで心配をかけて申し訳ない。スタートを切ったばかりの新年度の事業を早く遂行したい」と話しました。

今後については、体調を見ながら判断するということです。

記者の質問に答える尾花市長(和歌山市役所で)

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