在日米軍の司令部体制変革へ、中国の「威圧」に対抗=駐日米大使

[ワシントン 9日 ロイター] - 米国のエマニュエル駐日大使は9日、中国の圧力に直面する中、米国は連携および抑止力の強化に向け、在日米軍の司令部体制を根本的に変革するという認識を示した。

10日に日米首脳会談を控える中、エマニュエル大使はCNBCとのインタビューで、中国の「威圧」に直面する中、インド太平洋地域の米国の同盟国は結束し、中国は孤立するだろうと語った。11日には日米フィリピン首脳会談も予定される。

日本が設置を目指す統合作戦司令部とその連携については、「われわれは日本との連携を強化し、同地域に抑止力をもたらす努力を最大限に行えるよう、同地域における態勢を根本的に変革する」とした。

さらに、日米防衛装備品の共同開発も重要な論点になるという考えを示した。

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