モーガン・ウォーレン、ルーフトップバーから椅子を放り投げ逮捕

モーガン・ウォーレン(30)がバーのルーフトップから椅子を放り投げ逮捕された。7日(日)、ナッシュビルのチーフス・バーから投げられた椅子は、外に立っていた警官の前に落下、同件でモーガンは3つの重罪で起訴されることとなった。同店は同じくカントリー歌手のエリック・チャーチがオーナーを務めている。

地元メディアのチャンネル5によると、同店のスタッフが椅子を投げたのはモーガンと証言、投げた後に笑っていたそうだ。また警官らはモーガンが突進しルーフトップから椅子を投げる動画を確認することができたという。

モーガンは外にいた警官2名に対する無謀な危険行為、公衆に対する危険行為、秩序を乱す行動の3件で逮捕、保釈金1万5250ドル(約230万円)を支払い、翌日、現地時間午前3時30分頃にデイビッドソン郡刑務所から釈放されることとなった。

モーガンの弁護士はこう声明を発表している。「日曜の午後10時53分、モーガン・ウォーレンは無謀な危険行為、秩序を乱す行動でナッシュビルのダウンタウンで逮捕されました」「彼は全面的に警察に協力しています」

法廷記録によると来月3日の出廷を命じられているモーガンだが、その前日と当日にナッシュビルのニッサン・スタジアムでコンサートが予定されている。

そんなモーガンは2020年5月にも同市で、秩序を乱す行動と公の場での酩酊で逮捕、後に謝罪を発表していた。その翌年には黒人への差別用語を使う動画がリークされ、こう話していた。「恥を感じています。申し訳ありません。容認できない、不適切な人種中傷の言葉を使いました。その発言を取り消したい思いです」「この類の言語を使うことに対する正当な理由は皆無です。この言葉を使ったことを心から謝りたいと思います。改善することを誓います」

また2016年には、モーガンは飲酒運転で告訴されていたが、その後棄却となっていた。

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