堂本光一、25年目『SHOCK』終幕は「実感がない」 人生最高体重も前田美波里からはお褒めの言葉

KinKi Kidsの堂本光一、timeleszの佐藤勝利(左)、前田美波里(右)【写真:ENCOUNT編集部】

光一は“帝劇の住人”とも言われている

KinKi Kidsの堂本光一が9日、東京・帝国劇場で行われた『Endless SHOCK』開幕記念会見・ゲネプロに出席した。timelesz(タイムレス)の佐藤勝利、乃木坂46の中村麗乃、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里、島田歌穂も登壇した。

2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』。24年は4・5月の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7月・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度、帝国劇場(本編のみ)と、過去に例のない期間の全国ツアーを予定している。

今年の公演で、ついに2000回を達成し(4月22日昼の部予定)、また、5月9日夜の部にて、国内演劇の単独主演記録(2017回)を超え2018回を達成し、1位となる見込みだ。

今年1月の会見では、作・構成・演出・主演の光一が『SHOCK』シリーズの11月をもっての終幕を宣言し、大きな話題を集めた。

25年目となった『SHOCK』が終わりを迎える。冒頭のあいさつで光一は「『SHOCK』としては、ラストイヤーになります。今年もいつも通り稽古をやって、いつも通り幕が上がるんじゃないかと思います」と、あくまでも“普段通り”と強調。その上で「まだ実感がないっていうのが、正直なところです」と心境を明かした。

そして、リカ役の中村麗乃は「今回で2年目になるんですけども、最後というタイミングでご一緒させていただけるとは本当に思っていなかったので、すごく光栄に思っています。すてきな最後の公演となるように、私も全力で頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

また、前田は「私は2013年からオーナー役をやらせていただきましたが、初心の気持ちを忘れずに。1回1回の公演を丁寧に演じたいと思います。寂しいです」と心境を吐露した。

最後に一度だけ鼻をすすると「え…? もう泣いちゃってます」とレポーターが質問。すかさず、光一は「松崎が泣いてます!」とフォローし、松崎がわざと咳を出す場面もあった。松崎と同じグループの越岡は「すみません。本当に。よく言っときます」と言いながらコントのようなやり取りを見せ、場を盛り上げた。

これまで数多く帝国劇場で舞台を踏んできた光一は“帝劇の住人”とも言われている。光一は「ありがたいことに、いつも通りという感覚です。いつものように身も心もな引き締まるような、そんな感じでいますね」とほほ笑んだ。

さらに、現在の体重が“人生最高”と明かしているため「重いんです。一番、重かったときは64キロありました」とぶっちゃけた。稽古を重ねているため、「今はもうちょっと減ってるとは思うんですけど、美波里さんからは『お尻がきれい』って言われました」とお褒めの言葉に喜んでいた。

稽古の様子についても光一は「最初はスケジュール的にも、中々みんなが集まれる時間が少ないんじゃないかって危惧していたんですね。だけど、ふた開けてみたらみなさんがSHOCKのために協力してくれて。(佐藤)勝利も本当にギリギリまで舞台やってたし、大変だったと思うんですけど、みんなとすごくいい稽古ができたんじゃないかなと思っているので、本当感謝です」と気持ちをあらわにした。ENCOUNT編集部

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