「たまには一眼カメラで猫を」と撮った一枚に4万いいね 「今日も見てるわよ…」

天井から「生える」猫にご注目!

「たまには映える写真を」と撮影したら……。「生える」のが得意な猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@NEKOLAND13」さん。

当ポストには2024年3月29日時点で4万7000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

生え上手な猫ちゃんに笑ってしまう

「たまには一眼カメラで映える猫撮ろ〜と思ったがウチの子は生える猫だった。」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

部屋のドア上部からこちらを覗くエマちゃん。

そこに写っているのは、部屋のドア上部からこちらを覗く猫ちゃんの姿。重力に逆らうように、顔の半分だけを見せる様子に驚いてしまいます……!

話題となった猫の「エマ」ちゃんは、こんなふうに「生える」のが得意なのだといいます。

過去にも、同じ場所から逆さまに顔を覗かせたり、テレビの裏から生えたりといった、ひょうきんな姿で注目を浴びました。そんなエマちゃんの生える仕組みはというと……。

気になる「生える仕組み」は……

「どうやって生えているのですか?」という質問も寄せられました。

ポストには「どうやって生えているのですか?」という質問も寄せられ、投稿主さんは写真を添えて返信。

ドアの反対側にはキャットウォークが複数設置されているようで、エマちゃんはこんなふうにして生えていたのでした。

見事に「顔半分」だけを覗かせる、生え上手なエマちゃんに思わず笑みがこぼれてしまいますね。

ほかにも「寝起きで見たら、発狂不可避です」「すごい!ほんとうに生えているように見える(笑)」「その覗き方は怖い(笑)」「今日も、見てるわよ……」といったコメントが寄せられ賑わっています。

たまには一眼カメラで映える猫撮ろ〜と思ったがウチの子は生える猫だった。 pic.twitter.com/Q4skWBgwS0

— ネコランド (@NEKOLAND13) March 21, 2024

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

クセのあるイタズラで、笑顔をもたらしてくれる

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

イタズラが大好きで、家中走り回ったり物を落としたりとお転婆ですが、愛嬌もある子です。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

エマは、狭い所に潜り込んでわたし達を困らせたり、テレビの上に登ったりと、クセだらけですね(笑)。

――自慢のポイントは何ですか?

長毛の猫3ニャンをモフモフして毎日癒されています(笑)。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @NEKOLAND13
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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