米テロ計画容疑で少年逮捕 ISに忠誠、教会襲撃狙う

テロ現場となったモスクワ郊外のコンサートホールから立ち上る煙=3月22日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓い、米西部アイダホ州で教会襲撃を計画したとして、連邦捜査局(FBI)は連邦法違反容疑で同州に住む少年(18)を逮捕した。司法省が9日までに発表した。

 FBI側は、特別な思想教育を受けることなく自ら過激思想に染まる「自己過激化」が米国で「現実の脅威となっている」と警鐘を鳴らした。

 逮捕は6日。少年は7日にアイダホ州西部の教会で、ナイフや銃を使って教会に通う人々を殺害しようとした疑い。

 CNNテレビによると、捜査員らはISが犯行声明を出したモスクワ郊外のコンサートホールでの銃乱射事件後、少年が計画を進めていたとみている。

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