大同特殊鋼 電動化、半導体に重点投資 磁石の新工場も視野 清水社長インタビュー

「次期3カ年の設備投資を増やす」と強調する清水社長

 大同特殊鋼(本社名古屋市)の清水哲也社長は中部経済新聞のインタビューに応じ、車両の電動化や半導体など成長分野に重点投資する考えを示した。特に電動車向け磁石は「現工場だけでは満足できない。新工場をつくるか、次期3カ年計画(2024~26年度)中に判断する」と述べた。知多第2工場(知多市)への追加投資も進める。次期3カ年の設備投資は過去3年間(決裁ベースで850億円以上)に比べて増やす方針も明らかにした。(勝又佑記)

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