バイデン氏がリード拡大、トランプ氏に4ポイント差 米大統領選=調査

[ワシントン 9日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した11月の大統領選に向けた最新の世論調査によると、登録有権者の間での民主党のバイデン大統領の支持率が約41%、共和党候補となる公算が大きいトランプ前大統領が37%となった。

バイデン氏のリードは4ポイントとなり、3月調査での1ポイントから拡大した。

調査は8日までの5日間、全国の成人を対象にけオンライン上で実施され、登録有権者833人の回答が含まれる。登録有権者は11月の大統領選で投票する可能性が高いとみられる。

大統領選まで約7カ月となるものの、なお候補者を決めていない有権者が多いことも分かった。候補者を選んでいないと回答した登録有権者は約22%で、無所属の候補者に傾いている、もしくは投票しない可能性があるとした。

また、4つの刑事事件で起訴されているトランプ氏を巡っては、4月15日に不倫の口止め料を不正に処理したとされる疑惑について初公判が行われる。

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