田中美南の美技弾で先制! なでしこジャパン、3決ブラジル戦を1-0で折り返す

日本女子代表は現地4月9日、アメリカで開催されているSheBelieves Cupの3位決定戦でブラジルと対戦している。

先発11人は以下のとおり。GKは山下杏也加、DFは清水梨紗、南萌華、石川璃音、北川ひかる、古賀塔子、MFは長谷川唯、林穂之香、FWは田中美南、藤野あおば、浜野まいか。

序盤からテンポの良いパスワークで攻撃の糸口を探る日本。ただ、ブラジルの強度の高い守備をなかなか崩せない。

球際で激しいバトルを繰り広げるなか、攻め込まれるシーンでは日本も身体を張ったディフェンスでゴールを割らせない。

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26分には、田中の折り返しに藤野がダイレクトで右足を振ったが、シュートは惜しくもバーの上に。32分、スルーパスに抜け出した北川は、相手GKの素早い対応の前にフィニッシュに持ち込めず。

迎えた35分、日本が均衡を破る。長谷川が右サイドに展開し、パスを受けた浜野のクロスにゴール前で田中が反応。完璧なトラップから鋭いシュートを叩き込んだ。

その後は守護神・山下の好守もあり、ブラジルの反撃をシャットアウト。前半を1-0で終える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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