90代実母への傷害致死容疑で逮捕された新潟市西区の男性、不起訴処分に・新潟地検

 新潟地検は4月9日、同居する90代の実母を暴行し死亡させたなどとして、傷害致死と傷害の疑いで逮捕、送検された新潟市西区の無職男性(72)を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

 新潟県警によると、男性は2023年11月下旬ごろから12月上旬ごろの間、母に暴行を加えて目などに皮下出血のけがを負わせたとして今年2月に逮捕。23年12月11日ごろから12日ごろの間には、暴行を加えて多発肋(ろっ)骨(こつ)骨折の傷害を負わせ、呼吸不全で死亡させたとして、今年3月に再逮捕されていた。

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