久常涼は松山英樹とコースチェック 「毎年来られるように、頑張りたい」

初メジャーがマスターズ 「ふわふわしています」(撮影/高藪望)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555 yd(パー72)

「松山さんは今年で13回目。それで予選落ちがほとんどないって、本当にすごすぎる」。憧れてきた世界最高峰の舞台は、実際に足を踏み入れたからこそ重みがわかる。久常涼は初出場の「マスターズ」を前に、「ふわふわしています」とはやる気持ちを抑えきれない。

昨季のDPワールドツアー(欧州ツアー)でルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、特別招待で出場が決まった。2週前のオープンウィークには、ひと足先にオーガスタナショナルGCを回ってコースチェック。いよいよ迎えたマスターズウィークに、2021年覇者の松山英樹との練習ラウンドで仕上げるつもりだ。

1番から9ホールをプレーした(撮影/高藪望)

開幕前から、練習場でもコース内でも多くのギャラリーにグルリと囲まれる。「谷口徹さんに“オレも練習ラウンドはめちゃくちゃ緊張した”と聞いていましたが、ちょっと、怖い」と空気感に圧倒された。

9日(火)の練習ラウンドは松山と、昨年「アジアアマ」優勝のジャスパー・スタッブス(オーストラリア)と3人で1番からハーフをプレー。アプローチやラインのとりかたを教わり、自分で回ったとき以上に内容の濃い9ホールになった。「僕が見ていた所と、まったく違う所を使って寄せていた。練習ラウンドで色々聞けたのは大きいです」。あすは再び松山とインコースを回る。

松山にアプローチを教わった(撮影/高藪望)

「プレッシャーを楽しみながら、しっかり4日間プレーすることが大事」と、週末まで残る厳しさも現場に来て改めて痛感した。「一番のチャレンジャーなので、気負うものはなにもない。毎年来られるように、頑張っていきたい」。初日は2003年覇者マイク・ウィア(カナダ)、23年「全米アマ」2位ニール・シプリーと同組で午前11時30分(日本時間12日午前0時30分)にティオフすることも決定。待ちに待った開幕は、2日後に迫っている。(ジョージア州オーガスタ/谷口愛純)

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