大谷翔平は「まずマツイを倒さないと」 日本歴代最多HRへ…ド軍指揮官が記録更新を期待

試合前に取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

9日のツインズ戦で今季3号ソロ…日本選手歴代最多175本塁打まであと「1」

■ツインズ ー ドジャース(日本時間10日・ミネソタ)

ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。前日8日(同9日)の同カードで通算174号を放ち、松井秀喜氏の持つ日本選手歴代最多175本塁打まであと「1」とした。沖縄出身のデーブ・ロバーツ監督は「(松井氏の)記録は、そこまで長い記録にはならないだろう」と更新を期待した。

大谷は8日(同9日)、「2番・指名打者」で先発出場。7回に3試合ぶり左翼へ3号ソロを放った。自己最長の5試合連続マルチ安打を記録し、5打数3安打1打点で打率.345に上げた。

日本歴代最多本塁打まで残り1本と迫り、ロバーツ監督も「彼はビッグマーケットのチームで、ワールドシリーズを戦ったニューヨークのチームでプレーしていた」と松井氏を回顧。「(松井氏とヤンキース時代の同僚は)仲が良かった。本当に親しいグループだった。そういった状況が、このチームでも起こり始めていると私は思っている」と当時に似た相乗効果を実感していた。

「(センター方向より左の逆方向にも打つ大谷と違い)マツイはどちらかと言うと引っ張る打者だった」と2人の違いについても言及。また、球団の日本出身選手の本塁打数では大谷は歴代3位につけている。2位は野茂英雄氏の4本で、1位がロバーツ監督の7本と。残り4本に迫っている。(Full-Count編集部)

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