アニメ『名探偵コナン』トンデモ犯人登場にSNS騒然! まさかの結末… 異色すぎるアニオリに「ツッコミどころあり過ぎて忙しい!」

毎週土曜日18時より日本テレビ系で放送のTVアニメ『名探偵コナン』について、4月6日(土)に放送された最新第1119話が、異色すぎるストーリーだったとして視聴者を騒然とさせていた。

【画像】4月12日(金)公開の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』ビジュアル

※以下、1119話の内容を紹介するテキストが続きます。未視聴の方はご注意ください。

劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

話題となった1119話のタイトルは「4人だけの同窓会」で、とある豪邸を舞台に40歳の4人が同窓会を開くシーンから物語が始まる。豪邸の主・玉井悟は、高級ホストクラブのオーナー。そして、高校時代は生徒会長で、現在は通販番組の司会を務める前田江美と婚約したことを、“残りの2人”に告げられた。

その2人とは、高校時代に生徒会書記をしていた大川洋介と、生徒会会計をしていた佐々木一馬。婚約を聞いた2人は、いったんは笑顔で祝福するものの、すぐに怒りの形相を浮かべる…。後日、その豪邸のプールで玉井の遺体が発見されると、事件の容疑者として浮かび上がったのはもちろん2人。しかしコナンが推理を進めていくと、驚きの真相にたどり着くことに。

大川と佐々木は高校時代、玉井に唆されて憧れていた江美にそれぞれ告白したが、断られてしまった。さらにその件についても玉井に唆され、今度は生徒会の金庫からお金を盗んでしまった結果、2人とも玉井に弱みを握られる事態となってしまった。

こうして長年、玉井に脅され続けていた2人だが、憧れの生徒会長・江美まで奪われたことでついに怒りが爆発し、犯行を決意。玉井は橋から川へと落ちてしまったものの、玉井はこれで死んでおらず、フラフラになりながら帰宅する。ここで、江美から通販番組を辞めて、玉井のために手料理を作る日々を送っていきたいと打ち明けられるが、これに反対すると、江見にカバンのバックルで後頭部を殴られ、玉井は死んでしまった…。

怒涛の展開に“夢でも見ているよう”注目集まる

そんな江美の沸点の低さに驚くのも束の間、ここから、視聴者驚愕のシーンが展開。高木刑事が江見に同行を求めると、突然、江見は「無礼者!」と高木刑事を一喝した挙げ句、「わたくしは生徒会長。大川くん、佐々木くん、さぁ!」と両腕を出して、エスコートを求める。大川と佐々木は顔を赤らめて、「はい! 生徒会長!」とノリノリで江見の腕を取り、パトカーまで案内。江見は「アハハハ!」と満足そうに高笑いしながら、豪邸の階段を降りていくのだった…。

なんだか夢でも見ているかのような独特なストーリーとオチには、SNS上で〈今日のコナンくんなんか別アニメになった?〉〈今日のコナンはラストがいかれてるな〉〈えらいとち狂っててツッコミどころあり過ぎて忙しいな!〉〈様子がおかしくてまさかと思ったらやっぱり浦沢回だったか〉といった声があがっている。

今回の脚本を担当したのは、脚本家の浦沢義雄氏。アニメ『名探偵コナン』のオリジナルストーリー回を何度か手掛けているが、その奇想天外な展開や台詞回しなどが評判となり、コナンファンの間で有名となっている。特に話題となったのは、第1089話の「天才レストラン」。気になった人は、一度見てみると良いだろう。最新話はTVerおよびHuluにて配信中。

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

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