メアリー・エリザベス・ウィンステッド、重役たちを「誘惑」出来ず役を得られなかった!?

メアリー・エリザベス・ウィンステッド(39)は、重役たちを十分に「誘惑」できなかったため、女優としての役を失ったと考えていたそうだ。

子役としてキャリアをスタートさせ、その後ドラマ出演を経て10代後半で映画界に移行したメアリー、大スクリーンでの成功を目指していた20代前半の頃を振り返り、英メディアIndependent.co.ukにこう語っている。「若くしてこの業界でスタートした頃は、とても孤独で混乱していわ」「打ち合わせに行っても、笑顔が足りなかったり、はにかんで誘惑したりしないと『冷たい』と言われることが何度もあった。『彼女は誘惑してこないから、好きじゃない』という暗黙が20代の間ずっとあったわ」

そんな事が起こるたびに自分を責めたというメアリーは、今となってはもっと自分の経験を打ち明けるべきだったとしてこう続けている。「女優の友達は2、3人しかいなかったし、こういうことを話したこともなかった」「だけど、それを理解するためにそう言うことを誰かと話せる必要がある。『あ、ちょっと待って、これって正しくない。何か心地悪いわ』ってね」「そうしないと、それが普通だと思ってしまう。現状を受け入れることになるわ」

そして2006年、『デス・プルーフ in グラインドハウス』のオーディションの際に、他の俳優仲間たちと共に、ショートパンツ、タンクトップ、ビーチサンダルを履きクエンティン・タランティーノ監督に会いに行くよう求められたというメアリーは、「もし今そのような要求が来たらよく考えるだろう」と明かしたものの、その当時は「全く疑問に思わず、役を得る事に必死だった」と振り返り、「あの頃真面目に考えすぎていた」ことを後悔していると語っていた。

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