『マッド・マックス』ジョージ・ミラー監督、フュリオサ役アニャ・テイラー=ジョイを絶賛

ジョージ・ミラー監督が、『マッドマックス:フュリオサ』に主演したアニャ・テイラー=ジョイの「神秘的」な資質を称賛している。『マッドマックス怒りのデスロード』の前日譚となる同作のメガホンをとったミラー監督は、『ラストナイト・イン・ソーホー』を観て、アニャが若き日のフュリオサを演じるのに必要な全ての特性を持ち合わせていると感じたという。

現在ラスベガスで開催中の「シネマコン」で8日(月)、同監督はこう語っている。「彼女はどこか神秘的であると同時に、親しみやすさがある。まだ若いにも関わらず、非常に自制心があるということを知りました」「彼女はバレリーナだったのです。(『マッドマックス 怒りのデスロード』でフュリオサを演じたシャーリーズ・セロンも)バレリーナでした。彼女たちが持っている身体的、精神的な自制心を私は理解しています。ですからそれら全てがアニャの『フュリオサ』出演に繋がったのです」

一方で同新作で、暴君ディメンタス将軍を演じているクリス・ヘムズワースを「完成品」と称賛、「そのキャラクターは理解していましたが、クリスのことは彼に会って話をするまで考えていませんでした。彼は、当初考えていたよりずっと多くの側面を持っている人だと気付いたのです」「彼はオーストラリアで言う『完成品』ですね。彼は全てにおいて、ずば抜けている。彼はこの題材に非常に良く反応しました」と説明した。

『マッドマックス:フュリオサ』は、1979年に開始した同シリーズの5作目となり、5月31日に日本公開予定となっている。

© BANG Media International