日本女子、ブラジル戦で痛恨の“PK4連続失敗” 敗戦SNS不安視「悔しい」「ショックな負け方」

まさかの3連続失敗【写真:Getty Images】

シービリーブスカップは4位フィニッシュ

なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間4月9日、国際大会「SheBelieves Cup(シービリーブスカップ)」の3位決定戦でブラジル女子代表と対戦。1-1の同点で90分を終えて、PK戦に突入したなか、まさかの3連続失敗で敗れて4位フィニッシュとなった。なでしこジャパンは試合中にもPKを1本止められており、ブラジル代表GKロレナに称賛が集まっている。

日本は前半35分、中盤でMF長谷川唯が相手のプレスをかわして前を向くと右サイドに展開。シャドーの一角に入ったFW浜野まいかが抜け出して縦に持ち出すと中央へラストパスを送り、FW田中美南が先制ゴールを奪った。

池田監督は1-0で迎えたハーフタイムに浜野からFW上野真美への交代を実施。しかし、同点を狙うブラジルに押される展開になると後半8分にはFWクリスティアーネにペナルティーエリア内までドリブルで切り込まれ、GK山下杏也加が飛び出してアタック。PKかどうか際どい場面になったが、主審はノーファウルの判定で事なきを得た。

逆に、日本は後半10分に北川からのラストパスを受けた藤野がペナルティーエリア内で2人かわしてゴール正面からシュートするチャンスを得たが、相手GKロレナに弾き出されてしまった。それでも後半19分、日本はコーナーキックのこぼれ球に反応したMF林穂之香がPKを獲得。これを田中が狙ったが読み切られてセーブされ追加点のチャンスを逸した。

チャンスを逃してしまった日本は後半26分、コーナーキックからニアサイドでクリスティアーネに合わせられて失点。1-1の同点に追いつかれてしまった。それでも後半34分には中盤で浮き球を鮮やかなコントロールでキープした藤野からのスルーパスに反応した途中出場のFW宮澤ひなたが完全に抜け出してGKと1対1になるも、シュートをセーブされ絶好機を逃した。試合はこのまま1-1で90分を終えて、決着をPK戦に持ち越した。

先攻の日本は1人目のFW清家貴子、2人目のMF長野風花、3人目のMF長谷川唯がいずれもセーブされ、まさかの3人連続失敗。ブラジルに3人連続で成功され、PK戦のスコア0-3で敗れて4位に終わった。

試合中も含めて結果的に4本連続でPKをストップされる形になり、SNS上では「ブラジル代表のGK凄かった…」「PKはもう相手GKを褒めるしかないです」「4本のPK、全部コース読むなんて…」とブラジル代表GKロレナを称える声が多数浮上。そのほか、「PKを全部止められるとは、、悔しい」「PK全外しはちょっと問題ですね」「まさかPKストレート負け、、」「ショックな負け方」と、結果を悔しむファンも多く見受けられた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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