「信じられない」3-3の乱打戦、マンCグアルディオラ監督がマドリーに感服した点は?「コントロールするのは不可能だ」

マンチェスター・シティは現地時間4月9日、チャンピオンズリーグの準々決勝・第1レグでレアル・マドリーと敵地で対戦した。

シティは開始2分にベルナルド・シウバの意表を突いた直接FK弾で先制。しかし12分にオウンゴールで同点に追いつかれると、2分後にはロドリゴに決められて、勝ち越しを許す。

それでも後半、66分にフィル・フォデンのゴラッソで試合を振り出しに戻すと、その5分後には、ヨシュコ・グバルディオルの鮮烈ミドルで逆転に成功。しかし、79分にフェデリコ・バルベルデに豪快なボレーを叩き込まれて、3-3で引き分けた。

【動画】B・シウバの直接FK弾、フォデンのゴラッソ!
UEFAの公式サイトによると試合後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「本当に難しい相手だ。彼らはとても守備が優れていて、前へのスピードは信じられないほど速い。だからカウンターを許してしまうし、コントロールするのは不可能だ」とマドリーに感服する。

それでも、「前半はボールを持つことに少し不安があったが、後半は自分たちの個性を発揮できた。落ち着いてプレーできていたし、2つの素晴らしいゴールも決めた」と述べ、自分たちの戦いぶりには一定の手応えを感じているようだ。

運命の第2レグは17日に本拠地エティハドで行なわれる。指揮官は「ホームには多くのサポーターがいる。このコンペティションの王者であるマドリーを倒すためには、サポーターたちのエネルギーが必要なんだ。マンチェスターでともに戦って、勝ちに行くよ」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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