新1年生7人、一日署長 茨城県警取手署 交通安全呼びかけ

交通安全を呼びかける「一日警察署長」の児童たち=取手警察署

新入学児童の交通事故を防ごうと、茨城県警取手警察署(渡辺由昌署長)と取手地区交通安全協会(小川一成会長)は、小学1年生7人に「一日警察署長」を委嘱した。児童たちが市役所と町役場を訪問するなどして交通安全を呼びかけた。

今年で38回を数える恒例行事。同署管内の取手、守谷、利根の3市町で今春入学する7人が一日警察署長を務めた。委嘱状を受け取った子どもたちは同署の玄関前で訓示と車両点検を実施。1人ずつ「シートベルトをしてください」「お酒を飲んだら絶対に車に乗らないでください」などと交通ルールの順守をお願いした。その後、7人はパトカーで3市町を訪問し、首長らに交通安全を呼びかけた。利根小1年の板垣はるかさん(6)は「信号の色を守りたい」と話した。

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