活動休止中の嵐、新会社設立「主体的に判断」「未来を描くため」 ファン「泣きそう」「期待していいのか」

SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】

10日早朝にSTARTO ENTERTAINMENTの公式サイトなどで発表

嵐が10日早朝、グループでの新会社設立を発表した。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属していたタレントたちが移籍し、今月から本格始動の新会社STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトやファンクラブで報告した。

5人は「嵐 相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔」の連名で伝えた。

「この度、我々嵐は5人で会社の設立を致しましたこと、ご報告申し上げます。1999年にデビューし、この2024年は25周年の年にあたります。メンバーも全員40代を迎えました。これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい。そして何よりも、日々応援して下さるファンの皆さまに、より近くに感じてもらいたい。より積極的でありたい。そんな想いから5人で何度も何度も話し合い、会社を設立致しました。一方で、我々5人だけで出来ることには限界もあります。これまで共に歩んできたスタッフの力も時に借りながら、未来を描くための準備を進めていけたらと思います。今後とも、嵐をどうぞ宜しくお願い致します」

嵐は2020年末で活動休止。メンバーの二宮和也は昨年10月24日、SMILE-UP.に社名変更されて1週間の同社から退所した。一方で「僕は嵐がある以上、嵐なので、それは安心していただきたいですし、嵐が再開をする、活動をする時は、もちろんメンバーとして活動をやっていきますし、ファンクラブの中でも会報であったりとか、コンテンツがあると思いますが、それは変わらず参加させていただきます」と発表していた。

嵐については、STARTO ENTERTAINMENTの新公式サイトにも5人でのアーティスト写真が掲載されている。その上でのグループでの新会社設立を発表。ネット上では、ファンからの「嬉しいニュース」「朝から泣きそう」「また嵐見れる?」「期待していいのか」などの声が相次いでいる。

旧ジャニーズ事務所に関しては、昨年10月17日、創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、社名をSMILE-UP.に変更した。同社は今後、被害者の補償に専念し、タレントのマネジメントや育成事業からは撤退。補償を終えた後には廃業することも決まっている。同社の所属タレントとエージェント契約、マネジメント契約を行う新会社として設立されたSTARTO ENTERTAINMENTは、福田淳氏が代表取締役CEO(社長)、元V6の井ノ原快彦が取締役COO(副社長)に就任し、今月から本格的に動き出している。

なお、同社は10日に初イベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』を東京ドームで開催。5月29日、30日の両日には京セラドーム大阪で開催する。3公演とも、旧ジャニーズ事務所に所属していた14組75人が出演する。サイトでは、演出は嵐の松本潤とSUPER EIGHT(関ジャニ∞から改名)の大倉忠義が担当し、timelesz(Sexy Zoneから改名)の佐藤勝利は「映像での出演」と発表している。ENCOUNT編集部

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