県職員懲戒免職 ~ 不正アクセス・データ複製 ・物品窃取

トップページ

岐阜県は3月22日、同県職員の処分について発表した。

「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、4,851名分のカード情報が漏えい

これは同県の可茂土木事務所 主任技師の男性職員(29歳)が、2022年11月7日から2023年10月7日までの期間、他の職員2名及び過去に勤務した1所属の業務用内部ネットワークのユーザパスワードを用いて計31回にわたり不正にアクセスし、不正アクセス先の職員が管理していた電子ファイルを自らが使用する職員用パソコンに複製し、さらにその一部を自宅のパソコンに複製したことに対し、地方公務員法第29条第1項第1号、第2号及び第3号に基づき3月22日付で懲戒免職の処分を行ったというもの。

当該職員は他にも、2022年8月頃に他の職員が管理する公文書1件を無断で持ち出し執務室外の空き机に隠匿し、2018年7月23日から2023年7月頃までの期間、県有物品及び他の職員の私有物を少なくとも41件窃取している。

同県では、当該職員を管理監督する立場にあった者に対して、管理監督責任に基づき文書による厳重注意を2名に、口頭での厳重注意を6名に行っている。

・処分概要
被処分者:可茂土木事務所 主任技師 29歳・男性
処分内容:懲戒免職

© 株式会社イード