デンソーやトヨタ紡織、豊田合成など15社と早稲田大学は9日、自動車の水平リサイクルに向けた、自動車部品解体プロセスなどの技術実証を3月から開始したと発表した。新たな解体技術を確立することで再生材の質と量を高め、再生材の利用拡大を目指す。
実証は、環境省の「自動車リサイクルにおける再生材利用拡大に向けた産学官連携推進事業」として採択されており、実証は2025年1月まで実施する。
使用済み車両の新たな解体手法である「自動精緻解体プロセス」により、抽出した各種素材の高純度化・再資源化プロセスの技術実証や、再生材を用いた部品の試作評価を行う。